E90 335i総括

先日投稿したように、E90 LCI 335i M-SportsからF25 LCI X3 20d xLineに乗り換えました。
4年と4ヶ月、約24,000kmのE90 335iとの付き合いを振り返って、この車を簡単に総括しておこうと思います。
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良かった所:
・今となっては希少な直6エンジン
前期の335iはTwin Turboですが、私のは後期だったのでSingle Turbo (TwinPower Turbo)でした。前期の方が良いという評判のようですが、前期は試乗でちょい乗りしかしたことがないので、前期との比較はあまり自信がありません。ですが、やはりBMWの直6エンジンは回り方が綺麗で、気持ち良いエンジンだったというのが一番の印象です。パワー的には、306馬力というピークパワーよりも、1250rpmから最大トルクの400Nmを発生するという、低回転からの力強さの方が印象に残っています。これは、都心の交通量の多い所を走っていることの方が多く、あまり高速道路を長距離移動することが無かったからだと思いますが、直6NAの325iと比べると上までまわした時の気持ち良さ(325iの2.5L直6NAエンジンは回せば回す程モーターのようにスムーズで且つ快音)に差があったでもあると思います。
・良く効き・タッチもよかったブレーキ
他の方がblog等で書かれている情報によると、335iのブレーキは5シリーズと同じものが付いているとのこと。定期点検でブレーキを分解清掃すると、アルミのボルトは交換になるので費用が余計にかかるなど、ブレーキは比較的「良いもの」が付いているようです。そのため、E90のサイズや重量とのバランスで、ブレーキは良く効きました。首都高をちょっと攻めたり、箱根の峠を走りに行っても、効きに不満を感じることは無かったです。そして、定期点検の時の感想にも書いてますが、タッチも比較的カチッとしていて頼もしい感触なので、安心して踏めるブレーキでした。
・セダンボディの剛性
E90 335iの前には、E91 325iつまり同じシリーズのワゴンボディに乗っていましたが、セダンの方がボディの剛性感が高かったです。そのためか、同じM-Sportsであっても(E91 325iはM-Sportsの脚周りが好みでなくて社外品に換えていた)、セダンの方が乗り心地は良かったです。

イマイチだった所:
・演出過剰な排気音
E90 335iは、冷間始動時に結構盛大な排気音を出してエンジンがかかります。1分程で音は落ち着きますが、その後もアイドリング時から低音を響かせ、アクセルを踏むと踏んだだけ音も大きくなります。購入当初は、この音がスポーツカーのようでとても気に入っていたのですが、絶えず音がするのでゆっくり走りたいときなどには、耳障りに感じるようになりました。一人で走りに行きたくて乗るとき良いので、個人的には良い方に挙げても良いのですが、うちのように小さい子供がいると、子供からも「煩くて寝られない」と苦情が出る時もあり、敢えてイマイチの方に挙げることにしました。F80のM3などは、走行モードを切り替えると排気音も切り替わりますが、この手の音の演出は切り替えがあった方が良いように思います。
・アクティブ・ステアリングのセッティング
E90 335iは、日本ではアクティブ・ステアリングが標準装備となっています。我が家は駐車場に入れるためにどうしても切り返しが必要なので、購入時はこの装備は大歓迎でした。しかし、月日が経つに連れて、街中で比較的流れが速いとき(60km/h前後)とか、高速道路で比較的遅めの流れのとき(80 km/h前後)の反応が過敏に感じるようになり、肩が凝るようになりました。法定速度を超えるくらいになると、落ち着きが出て来るので、要は日本の道路事情とセッティングが合っていないということだと思います。

まとめると:
「BMWのセダンがスポーツカーなんて、本当のスポーツカーを知らない人の意見だ。」という意見もあるだろうとは思いますが、私のE90 335iに対する印象を一言で表すと「これはスポーツカーである。」ということになります。走る・曲がる・止まるが、自分の意志にほぼ遅れること無く行えて、速さに関しては自分の意志よりも若干速いくらいで走ってくれるので、ワクワク感もあって楽しい車でした。ストレス解消に首都高走ったり、一人で箱根の山道を走りに行ったりするのに全く不満無く、しかし一方で4人家族での日常の移動や二女の保育園の送迎に使うこともできる、万能なスポーツカーでした。
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by hiromorz | 2016-01-31 10:00 | Car
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